【重要】新型コロナウイルス感染症COVID-19への対応

2020.05.26

患者様へ

当院では、新型コロナウィルス感染防止のため、以下の取り組みをしております。

患者様には

  • 来院時の手洗い、うがい
  • スタッフによる検温
  • 問診票のご記入(都知事の要請により)
  • 入室時の手指のアルコール消毒のお願い

当院におきましては

  • マスク及びシールドの着用
  • 従来からの消毒・滅菌に加え更なる徹底
  • 次亜塩素酸水の噴霧
  • 口腔外バキューム、空気清浄機4台の常時使用(オペ室と同等なクリーンな環境)

ご来院の際は、安心して治療を受けて頂けるよう徹底して参りますのでどうぞご理解の上、ご協力の程、宜しくお願いいたします。
また、以下に歯科関連の最新情報を記しておきます。


コロナウィルス感染防止に対する口腔ケアの有効性

  • 飛沫感染の原因である唾液腺に由来する唾液のウィルスを殺菌力のある洗口剤で常に失活させる事が大切。
  • 新型コロナウィルスのヒトの受容体であるACE2は唾液腺だけでなく口腔粘膜と舌にもあるので、
    ウィルスにより死滅した細胞と生きたウィルスを舌磨きで除去することも大切。
  • 歯周病菌などグラム陰性菌のエンドトキシン(内毒素)による新型コロナウィルスのサイトカインストーム(免疫系の暴走)を
     防止するために、これまで以上に歯磨きとフロッシング(デンタルフロスの使用)を勧めて歯周炎のない状態を維持する事が大切。

(鶴見大学 探索歯学教授 花田信弘先生より)

歯原性菌血症

歯周病を放置すると、噛むだけで歯周病菌が血中に入り込むようになります。
歯周病の方は病原性菌血症により、毎日異所性感染の危険に晒されているのです。

新型コロナウィルスによる初期の肺炎から重症化して行った肺より歯周病菌を始めとする口腔常在菌が検出されていることから、重症化を防ぐために口腔内をより綺麗に管理していく事が肝要と思われます。

小児や若年層に新型コロナウイルスの重症者が少ない事は、その年代は重度の歯周病の罹患率が極端に低い事も関連があると考えられます。

以上の事から、ご自身でお口の中を常に清潔に保つ事はもちろん、歯科衛生士による口腔内メインテナンスを継続し歯周病の管理を徹底させる事は、新型コロナウイルス感染防止の一助になると思われます。

歯周ポケット洗浄術 抗菌剤を歯周ポケットに注入し歯周病菌を直接洗い流す
エナメルトリートメント プラークコントロールのしやすい歯面を持ち、歯面から徹底的にプラークを排除する

コロナウイルス発生後、歯周病メインテナンスに対してご心配をされている患者様も多数いらっしゃると思いますが、
スタッフ一同、あらゆる予防策を徹底して、皆様のお口の健康、及び全身の健康管理をさせて頂きます。
どうぞご安心下さいます様お願い申し上げます。

院長 小林 哲

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